去年の帝国劇場の公演から約一年ぶりに中日劇場の「レ・ミゼラブル」を観ました。
私のキャストメニューは相も変わらず山口バルジャンと今ジャベールが基本となっていますが、今回はそれに岸さんのアンジョルラスを必須条件に加えてみました。
スケジュールが合わなくて東京で観ることのできなかった岸さんて背が高くてハンサムだし、声がいいし(^^)
熱血かつ繊細なアンジョルラスを楽しみました。
舞台を見ながらふと感じたこと・・岸さんの他に・岡田マリウス・新妻エポニーヌ・佐藤テナルディエが初めてお目にかかる人たちでした。
ということで今日は、私にとってすごく新鮮なキャストだったのでした。
そして今回のキャストはよかったです。『お気に入りに追加』というところでしょうか・・・。
前方でしたが上手の端っこに座っていたので、音が聞き取りにくくて、皆さんが歌い上げるところでイマイチ盛り上がれなかったのが残念でした。
そうそう今日はガブローシュ君がすごく良くて、撃たれて死んでしまうところで涙しました。
ストレート速球のように放り投げたカバンもナイスキャッチされてキマってました。
小さいくせに「見せ方」を熟知しているような憎いガブ君でした。
何度もリピートしている作品なので、その時によって感じ方が違ったり、涙する箇所が変わりますね。
今さんのジャベールも変化していて、正義感でいっぱいだった初めの頃に比べると、だいぶ屈折してきているように思えました。今さんがどんどんオヤジになっているゾ・・・でも役に徹しているんだからそれでいいんだわ。舞台で役を演じながら、その役で歳をとっていくっていうのもおもしろいですね。
・・・とつぶやきながら、今夜は「ヨイショの神様」の
観劇記を仕上げてしまいました。
我ながらよくやった(^_^;)