昨日の続きです。
公演の大雑把な感想だけ書いて肝心の柚希さんのことを書かなかったので、すっかり新生星組にやられた頭と今だ興奮している余韻のパワーでちょこっとだけど熱く付け足し(^_^;)
6月26日が初日でCS放送で初日の模様が流れ、私はテレビで晴れ晴れしい柚希さんの姿を拝みました。
それから10日後に観劇したのですが、丸顔の柚希さんの頬がげっそりとコケていて、声がかすれていることにまずは驚きました。
トップの重圧なのかなぁ・・・と心配しましたが、舞台上では元気で力強いタムドクを演じていて歌も持ち前の声量を響かせてうっとりさせてくれていたので安心しました。
若さみなぎるトップさんという印象でした。
声量があるしメリハリもあるのでセリフが聞き取りやすくて、より物語へと入り込ませてくれます。
一本ものの大作のあとに少しだけついているフィナーレでは女役さんに囲まれた甘い柚希さんと、男役さんだけの群舞(空手の型を連想させるような振り付け)では文句なしにかっこよく、相手役さんとのデュエットダンスは大人な雰囲気でと、短い時間でいろんな魅力を見せてくれていました。
最後の大階段を大きな羽を背負って下りてくるときは、過去の柚希さんが走馬灯になるので、ぐっときて涙ぐんでしまいました。
柚希さんを意識したのは星組が地方公演で名古屋に来たときでした。
湖月わたるさんのトップお披露目で柚希さんはショーの一場面で女役をやっていたときでした。
ラテンショーで湖月さん相手に元気溌剌にダンスを踊っていたのです。
顔はすごくかわいらしいのですが、大きいから男役さんなんだろうなーと思いながら見ていて、とにかく明るい表情と物怖じしない気迫がとても魅力的で「この人は絶対にトップになるわ」と確信したのです。
5・6年前の話ではないでしょうか・・・。
その後小ホールで主演を続けていますが、毎回高いハードルを与えられても舞台の上で物怖じすることなく、いつでもクリアしていくのがこの人の魅力でした。
それゆえに頬がコケた柚希さんを見たときに心配してしまったのですが、多分回を重ねて千秋楽を迎えるころには元通りの元気な柚希さんに戻っていると・・・思っています。
歌えて踊れて芝居ができて背が高い。
男役10年と言われ、トップになるにはもう2.3年かかる宝塚で現在10年目を向かえる若いトップスター柚希さん。私はものすごく期待しています。
ヅカオタクなブログ・・・お披露目祝儀で許してやってくださいね。
あーーーまた見たいけど見られない・・・つらいなぁ。