日曜日は「春風亭昇太・林家たい平の二人会」に行ってきました。
どちらも勢いのある噺家さんで、地方公演ならではの顔合わせです。
前座:「雑俳」
たい平:「お見立て」
中入り
三益紋之助:太神楽
昇太:「花筏」
たい平さんの「お見立て」は初めて聞きました。
吉原の遊女・田舎のお大尽・遊郭の若い衆と三人の登場人物が出てくる噺で、たい平さんはどのキャラクターも濃くきっちりと演じ分けていて、声をあげて涙をこぼして笑わせていただきました。
近所のオバチャンと同じ個所で「ヒィ~」と引き笑いをしている自分に軽いショックを覚えながらも笑いは止まらず。ただただ【笑わせていただいている】幸せ感に浸りました。
昇太さんはマクラがものすごく長かったですね。30分くらいはありましたよ。紅白歌合戦と「ゆく年くる年」のネタで大熱演でした。
本題の「花筏」はちょびっと睡魔に教われましたが(あまり好きな話ではないので)昇太さんの一生懸命さは伝わってきました。
お中入りの時に遅れてやってきた天狗連のメンバーの方に「前座は何をやったの?」という質問に「えっとーーー何だっけ?俳句の出てくる噺」
「ちはやふる?雑俳?道灌?」と質問されてしどろもどろに・・・
マジでどんな噺だったか思い出せないんです。
最終的には「雑俳」ではなかったかと思われますが、昇太さんの前座さんは、かなり昇太流にアレンジされた
ザックバランな作品だったので私の頭の中は???マークで一杯でした。
私の結論としては「たい平さんは好き
」
ちょっと追っかけしてみようかしら?モードです。
濃いキャラクターに相反するすっとした外見のギャップがたまらなく素敵です
最近記憶が右から左に抜けてフェードアウトしていくので忘れない内にブログにしたためました。