○月○日
お店の前にある駐車場からお客様が車を出そうとした時に、車が動かなくなって立ち往生しました。
(原因はガス欠だったのですが)
お店の前は市電通りなので、自動車と路面電車が通る道路です。
路上で立ち往生している車の脇を自動車は通る、市電はやってくる!
パニック状態の女性のお客様をお店のスタッフの男性と私で車を「うんうん」とうなりながら押しているところに
「大丈夫ですか?」と若い男性が走りよって来ました。
その男性は速やかに車の後ろに回り、私と一緒に車を押してくれました。
うちの駐車場は少し坂になっているので結構な力がいるのです。
その男性が加わってくれたおかげで無事に車は駐車場へと戻りました。
にこやかに去っていく彼に「ありがとうございました」と笑顔でお見送りしました。
・・・・ちょっと素敵な一日でした。
X月Xにち
銀行での駐車場で。
西と東の2箇所に出入り口のある駐車場。
私が西側から駐車場内に入ると、満車。
今日は込んでるなーーーと空きを探していると東側の1台が出車しました。
と、そこへ東側の道路から1台の車がやって来て方向指示器をこちら側に出したので「あ、駐車場に入りたいんだな」と思いながら、自分は空きスペースへ車を移動しようとしたとたん莫大なクラクション。
その車の主がクラクションを「バーバー」と長押ししながらものすごい形相で私をにらみつけました。
「え?ここに入りたいってこと?」と私が車の移動をやめると、その空きスペースにその車は駐車をしました。
「私の方がここに先にいたんですけどぉぉぉ!!」
「ちょっとぉ私が横入りしたんならその異常なまでのクラクション音もガマンするけど、なんでだよぉぉぉ」
「なんで私をそこまで睨みつけるかなぁ!!」
と数々の疑問が私の脳裏を渦巻きました。
納得できん!!そしてその睨みつけた男はいかにもチンピラ風ではない、普通の男子なのだ。
そーだよね。極道の男子なら、逆にこんなアンフェアなことしないよね。
その後ずっと不愉快になった一日でした。
当人は気がついていないかもしれないけど、やっぱり、前者のさわやかな若い男性には良き未来があり、後者のありえん男子にはそれなりの人生が待っていることと私は思います。
すれ違っただけで人を幸せにしたりムカつかせたりの違いは大きいですもの。
と、いうことで自分も気をつけようと思ったのでした。