先週「今月はもう観劇予定がない」と書いておきながら、本日宝塚で「ファントム」を観て来ました。
知人に「日曜日ならいつでも」と、頼んでおいたチケットが運良く取ってもらえたのです。
まさか初日(23日)明けてすぐに観られると思っていなかったのでワクワク感も倍増でした。
初演の宙組「ファントム」は評判が良く、多くの観客を号泣させただけに『再演』のプレッシャーは大きかっただろうなと思います。現に私は宙組ファントムは宝塚史上に残る秀作だと思っているし、初観劇したときは過去最高に涙を流し(嗚咽しそうなくらい)、瞬時にして主演ファントムを演じた和央さんのファンになり、東京までリピートしちゃったのですから。
「花組らしい『ファントム』をお見せいたします」とスカイステージで花組の皆さんが言っていたとおり、花組メンバーならではのファントムに仕上がっていたと思います。
詳しい感想は今週中に観劇記に書きますが(なんて言い切っていいのか?)
舞台セットが、より豪華になったり、細かい演出が変わったり、主演の春野寿美礼さんに合ったファントム像が描かれていたりと変更点がいくつか見られました。
花組は主演娘役の桜乃彩音さんが若手で抜擢された娘役さんなので、役のクリスティーヌと被っていてよかったですね。彼女の緊張感がそのままクリスティーヌの緊張となってこちらに伝わってきました。ラストはやはり泣きました。
家に帰ってからも舞台の残像がしっかりと頭に焼き付いていて、その場面をひとつひとつ思い出してはうっとりしたり、にやついたりできるのは、その作品が良かった証拠ですよね。
今夜はうっとり、にやにやしながら眠ることができます。