「金欠だぁ~!!」と叫んでいる毎日ですが、本日は池袋の芸術劇場でミュージカル「蜘蛛女のキス」を観て参りました。
「優雅に遊んでるじゃない」と冷ややかな視線を浴びそうですが、本当に金欠なのです。
新幹線代を払うために家の中でどれほど貧しい生活をしているか・・・。
週刊文春の中村うさぎさんのエッセイで消費者金融からお金を借りまくる異常なまでの生活ぶりと自分を対比させて「私なんてまだまだマシ」と自分を正当化して落ち着かせることを唯一の救いとしています。
(貯金は食いつぶしていても金融会社から借り入れはありませんので)
あ、そんな泣き言を言うつもりではありませんでした・・・。
今日は朝海ひかるさん主演?の「蜘蛛女のキス」というミュージカルを観て来たのです。
幕開きにすぐに思ったことは「私、ミュージカルって(宝塚を除いて)すっごく久しぶり」ってこと。
最後に見た作品は何だったかしら?と思い出そうとしても思い出せないくらい久しぶり。
最近は歌舞伎と宝塚と落語ばかり観ていましたので・・・・。
共演者の石井一孝さんとか藤本隆宏さんのお顔を見て「なつかしい~」とコーフンした程です。
そして目当ての朝海さん(蜘蛛女&オーロラ)登場に「かわいい~!!」と身を乗り出す。
男役だったとは思えないマネキンのような前衛的な女を演じる朝海さんに度肝を抜かれました。
すっごい不思議な空気が流れる中、お話は進められていって、別世界へ連れていかれる感覚を覚えました。
朝海さんてものすごく不思議なオーラを発する人ですね。ちょっと・・・というか、かなりいいですね(^^)
観劇記を書くにはかなり重たい内容なのでこのブログだけで勘弁してねという状態です。
とにかく不思議な空気の流れた作品でした。
なんとなーーーくわかったような気のする、奥の深ーーーい作品でした。
金欠だけど今週末は大須演芸場で落語を見て、日曜日には宝塚の名古屋公演を観ます。
美容院には行けずに、化粧品は試供品を集め、洋服は着まわしの私です。