wowwowで放送された三谷作品の「コンフィダント」を見ていて{?}不思議に思ったこと・・・
「笑い声が入ってない」「カメラワークが複雑すぎ」「な・なーーんでカメラが舞台袖から舞台中央へ寄るんだよっ!」という疑問がわきました。
なんかライヴ感がないんだけどーーーと、思って見終わりましたら、放送終了後に三谷さんが登場して「今回は新しい試みに挑戦しました」と言っているではないか!!
劇場放送用に芝居をしたんだって・・・・わかります??
カメラで撮影するために役者さんに舞台で演じてもらったんだって。
よって客席は観客はなし。
だからカメラワークは抜群だったけど、客席の反応がなかったから、とても静かだったんですね。
私が劇場で観たときには、笑いや拍手が起こったところで「何も起こらなかった」疑問が解けました。
三谷さんが言うには、劇場中継って所詮ライヴには勝てないし、映画にもならないので、芝居を放送するために新しい試みで撮影したかったんですって。
だからカメラがいろんなアングルから、例えば客席の前列を左右に移動するようなアングルや、袖から舞台中央へのアングルができたわけですね。
カメラワークはとてもおもしろかったですけど、やはり客席の反応がない分ライヴ感には欠けましたね。
笑わせるところの場面が妙に静かなのがとても気になりました・・・・が、今日友人が「コンフィデントとても面白かった」と言ってくれたので、おもしろさは伝わったのかな?
ライヴではもっと笑えたんですけどね。
でも物を創る人っていつだって新しいことに挑戦していきたいんですよね。
凡人はどうしたって守りに入りたがるのにね。
「なんで普通のライヴ中継にしてくれなかったのよ。」と思いつつ、新しいことに挑戦する三谷さんにも拍手を送りたいというジレンマに陥るMoonでした。