ひっさしぶりに名古屋で演劇観ました。
(注:この場合のひっさしぶりは名古屋ではなく演劇にかかっております)
「49日後」ってタイトルで、一人暮らしの老女が自殺して、その家の後片付けをする清掃業者のメンバーが古田新太・池田成志・八嶋智人・松重豊(ちりとてちんのお父さんだよ)という個性的な役者さんの面々。仕事を斡旋するクライアントのミステリアスな女性に小田茜。
その家の私物やらゴミを整理しながら故人の詮索をしたり、業者同士のたわいもない会話からそれぞれのメンバーのひととなりを見せてくれたり、「この先どうなってくの?」というミステリアス感をたっぷりと味わいながらも個性的なメンバーのギャグに逐一笑っていたらどんどん時間が過ぎちゃった・・・というドラマでした。
ふーーん、一人暮らしで身寄りのない人が死んだら・・・こうやってお片づけする業者さんがいるんだ・・(実際にいるのかどうかは定かではありませんが)
劇中のセリフとして「遺品を見て余計な詮索はしないのが掟」ってのがありましたね。
そういいながらも皆いろんな詮索をするんですが。
ふと、もし自分がそうなったら・・・・と突然、妄想スリップしてしまった。
「あれっ、セーラー服・・・うわっ!ナースの制服!!この人いったい何やってたんだ」
「そーいう趣味があったんじゃないですか?今時珍しくないですよ。」
「タカラヅカのポスターべたべた貼ってあるし」
「おい、これなにかの宗教?詰襟の白いスモックが出てきたぞ・・・まさか・・あの世間を騒がせた」
あわわ・・・ろくなこと言われないわ
マジで弁明するとですね、我が家にあるセーラー服・ナース・宗教服は過去に小市民寄席のコントで使ったものなのです。
セーラー服は近所の奥さんが娘さんのいらなくなったものを貸してくれて、なぜだかニヤニヤ笑いながら「返さなくてもいいです」とおっしゃたので自宅で保管。
ナース服は知り合いのお医者さんから借りて、返し忘れているもの。ちゃんとクリーニングの袋のまま保管。(なので普段着じゃないぞ・・・と)
宗教服はメンバーの手作りなんだけど、ものすごく上手に作ってくれたので、なんかリアル感があるのよね。でも普通にタンスにしまってあるのってマズイかしら?
今年もコントがあるもんね。もしかしたらまた衣装が増える可能性ありです。
余計な詮索をされたら困るので「天狗連衣装」という専用ケースを作らなくてはと思いつつ、死んだ後にこうやって話題になるのもいいかな?とも思う。