本当は順番に両国の「江戸博物館」の話題から書こうと思ったのに・・・今日もデジカメのデータを店に置き忘れてしまった。
はぁ~・・・最近物忘れが激しすぎるそぉーーー
ということで、今日は舞台の感想を書きます。
歌舞伎の忠臣蔵は大序と称するプロローグから最後討ち入りの十一段目まで11場面あるので長いです。
普段歌舞伎座では四段目とか七段目とか抜粋したハイライトな場面のみがかけられます。
忠臣蔵を通しで観る・・・というのは江戸時代の娯楽だったんでしょうね・・・。
そんな「娯楽」を現代でやってしまうのが中村屋です。
浅草の浅草寺に中村座の小屋を立てて日替わりでプログラムを変えて忠臣蔵の全編を見せてくれました。
ファンは当然日にちを変えて全編見る・・・というのが狙いですね。
残念ながら田舎に住んでいる私は全編通しで観るなんてことはできませんでしたが、ミ○シーの管理人さんのおかげで千秋楽のプラチナチケットを手にすることができました。
千秋楽は五段目・六段目・七段目と討ち入りの十一段目でした。
忠臣蔵の赤穂浪士の話は日本人なら好きですよ・・・きっと。
なんだかわからないけど、カッコイイもの。
中村座の座席は硬い椅子だったのでお尻は痛くなってしまったが、見所はいっぱいあるのでなんとかふんばれました。
・・・しかしお尻やら腰やら・・・痛くて忍耐が必要だったのは確かです。
長丁場の舞台で唯一お尻の痛さを忘れさせたのは勘太郎君と七之助君の立ち回りでした。
赤穂浪士と吉良邸の武士・・・あ、名前なんだっけ?清水一学じゃない人・・・・(健忘症)
とにかくその二人の立ち回りがすごかった。
テンポは速いし、兄弟なので呼吸はぴったり合ってるし、若くて瞬発力があるし、なにより華やかです。
勘太郎君と七之助君は今が旬ですよ!って太鼓判を押すほど見応えあります。
どんどん実力をつけていて、華やかでかっこいいです。観ていて気持ちいいです。
今回私が観たBプログラムでは勘三郎さまは地味な役どころで、客演の仁左衛門さんに華を持たせた感がたっぷりでした。
だけど勘太郎君と七之助君の場面がかっこよかったから満足です。
忠臣蔵、お尻は痛かったけどよかったわーー。
歌舞伎って知れば知るほど面白いですわーーー。
ABCD全プログラム観たかったなぁ・・・・。