シアターコクーンで現代版「桜姫」を観てきました。
鶴屋南北の作品を長塚圭史の脚本・串田和美演出・・・って書いてるだけでもなんか重い。
難しい作品でしたけど、決して退屈ではなかったです。
出演者さんたちの技量比べみたいなところもあって、大竹しのぶ・中村勘三郎・古田新・笹野高史・白井晃・秋山菜津子、それぞれ技のデパートの商戦バトルって感じでした。
何が言いたい作品かはなんとなくわかりましたが、イマイチお話としては理解できていないので来月の歌舞伎版「桜姫」を見て比較できたらいいなぁと思います。
しかし久しぶりに演劇を観たんですよね?(って誰に聞いてるのか)
最近落語ばかり聞いているので、芝居小屋の匂いを久方ぶりに嗅いだように思います。
寄席は寄席でおもしろいんだけど、劇場には劇場の雰囲気があって、久々の劇場に気分がリフレッシュしました。
なんて言いつつ、夕方には鈴本演芸場で落語「四騎の会」で入船亭扇辰・橘家文左衛門・柳家喬太郎・柳家三三の落語を聞いてきました。
ふふふ、日帰り東京遠征を無駄にはしませんよーー。
喬太郎さんの創作「笑い屋キャリー」は落語マニアのために作られた創作落語でした。
演芸場で寄席を聞いてる人たちじゃないとわからない内容の噺だったのですが、すっかり「落語通」の私にはしっかり笑えましたよーーー。
しかしとなりに座った女性はもっと寄席に通っているらしく私以上に笑っていましたね。
くっそーーー!!自分が?なところでとなりで声高々に笑われるとちょっとばかりムッとします。
ロケット団は知っていても東京ボーイズは知らないもんなーーー。
悔しいなぁ・・・
あーーいけないわ、私!!これ以上落語に走ってはいけない!!
来週は宝塚劇場で観劇だからね。
頭を演劇に切り替えましょうね。