本日仕事を休ませていただきまして、大須演芸場で「寄席ONE」を見て来ました。
毎年10月に開催されるイベントで素人の落語家さんがそれぞれお客さんの前でネタを披露して、プロの落語家の柳家権太楼さんが批評し、中入り後に権太楼さんがたっぷりと落語を聴かせてくれるというちょっと変わった趣向の寄席です。
もう6年目になるんですね。
素人の落語とあなどるなかれ!
みなさんいろいろと経験を積んでいらっしゃるのでお客さんを楽しませてくれます。
でも・・・プロとしては成り立たないよ・・・ということを権太楼師匠が辛らつに批評されます。
演者さんにとっては針のむしろでしょうけど、これが一観客からしてみれば、とってもおもしろいわけです。
このイベントでは、我らが天狗連のスター・さん太さんがレギュラーとなって6年連続で出演しています。
毎年自分で作ったネタを披露しているので、権太楼さんもそれを聞くのを楽しみにしているという雰囲気になっています。
今年はとうとう権太楼さんから「さん太さんの作ったネタをやらせてよ」と舞台上で堂々とオファーされましたね。会場からは拍手が起こりました。会場にはさん太ファンがたくさんいたようです。
権太楼さんの創作落語・・・すっごい楽しみなんですけど。
後半のプロの落語のゲスト(膝がわり)はぴろきさんのウクレレ漫談でした。
寄席で一度拝見したことありましたが・・・・いやーーーマイツボに完璧までにはまりました。
ぴろきさんの雰囲気といい、シュールなネタといい、全てがステキで面白くて、笑わせていただきました。
去年のマギー隆史さんに続く大ヒットです。
こんな風にいろんな芸人さんに出会うことができるので、寄席ONEは私には「仕事休んで」まで出かけてしまうイベントなんですよ。
と、大笑いした後に、近所の御園座に「中村勘九郎襲名公演」を観に行きました。
久しぶりの歌舞伎、久しぶりの中村屋です。
こちらもすばらしくよかったですね。「義経千本桜」勘太郎改め、6代目の勘九郎の忠信良かったです。
あーーーー、毎分毎分楽しみました。
今日はいろんな人たちの顔が頭の中でぐるぐると回っています。
エブリーミニッツハッピーです。