オーライ、なんて死語?
先月市の検診で乳がん検診を受けました。
マンモグラフィーが満杯だったのでエコーの検診。
外科での診察でした。
近所の総合病院でかなり待たされていると、診察室から男性が出てきて「お待たせしていて申し訳ありませんが、もうすぐ救急車で緊急の患者さんが搬送されて、直ぐに手術をしないといけないので、乳がん検診の方は別の日に替えていただけないでしょうか?」と平身低頭に謝り始めた。待合には私を含めて数名の人がいて、皆(こんなに待たされた挙句)みたいな顔つきで沈黙。
男性は「検査ができないわけではないんですが、緊急の患者さんは命が危ない状態なので検査は丁寧にはできません。日にちを替えていただいた方がゆっくり丁寧に診ることができます。」と、かなりテンパってます。
早く帰りたかったこともあり、「私は別の日でもいいです」と言うと男性はまたまた平身低頭にお礼を言った。
私に続いてほとんどの人が素直に別の日に検診する事になりました。
出直しする事は大変だけど、状況が状況だけに仕方ない。
で、別の日に検診に出掛けると、診察室には先日の男性が現れて「この前は本当にありがとうございました。おかげで緊急のおじいさんの命は助かりました。」とお礼を言われた。
てっきり看護士さんだと思っていたその人は外科の先生だったのでした。
乳がん検診の前にそんなに丁寧にお礼を言われても、困る。
先生がおっしゃったようにゆっくり丁寧に検診していただいた結果は2ミリほどの影が見つかりました。
形から判断すると悪性の腫瘍ではないけど再検査に回されました。
マンモグラフィーとMRIの検査を受けました。
マンモグラフィーはともかく、造影剤を点滴して受ける長時間のMRIは緊張しました。
そしてその検査の結果を聞きに本日病院へ。
ドキドキでしたが、異常は無しとの事でした。
よかったー。平身低頭の先生は「大変な検査を受けてもらって申し訳ありませんでしたが、何もなくてよかったですね」と、またまた丁寧に対応してくれました。
病院の先生のイメージが変わったのと、結果が良かったのと、なんか嬉しい出来事でした。
さあ、明日からまた頑張ろう。