落語の会のメンバーで月に一度句会を開いています。
面白半分で始めた句会なのに、この9月で4年目を迎えるのかしら?
すごいなぁ・・・・私たちって「継続する」ということだけが取り得みたいじゃない。
71歳の会長が句会の宗匠も務めています。
我々は会長宅にFAXかメールで作品を送り、会長が句会当日に作品をまとめた用紙をみんなに配り良いと思った作品に○をつけて投票し、批評しあいます。
先日夜中にやっと作品をひねり出した私は「夜になると目が冴えます」という前置きで会長にメールを送りました。
翌早朝会長から「夜になると眠くなります」という書き出しで返事をいただきました。
「会長、かわいい~」なんとなく、ついクスリと笑いたくなるようなメールをいただきました。
クスリと笑ったついでに回想シーンへとワープする私。
会長との付き合いって長いよねーーー。
実は私は落語の会で出会う以前から会長を知っているのです。
私が小学校の放送部にいたときに、現役アナウンサーだった会長の講演を聞きに行ってまずはそのご尊顔を拝みました。
それと前後して転校生の女の子が会長のお嬢さんであるということを知って、同級生のお父さんがアナウンサーなんだ・・・と田舎の小学校じゃぁ画期的な事実に驚き、テレビに会長が出るたびに注目していました。
横浜生まれ、東京育ちの会長は当時(あ、今もですけど)とてもハンサムで素敵でした。
同級生のお嬢さんもとても垢抜けていて、最初は近寄り難く、この辺で育った我々とは明らかに違う雰囲気をかもし出していました。
美しい回想シーンから突如現実に戻り、そんな会長と茶飲み友達のようなお付き合いをしている自分が今いることをふと不思議に思いました。
そしてたまにやりとりをするメールのなにげない文面の中から会長らしいエッセンスを感じて「会長ってやはり垢抜けていて素敵な人だなぁ」と思う。
いえ、ここで会長褒めたって句会の点が甘くなるわけじゃないですよ。
最近ふとしたきっかけで過去を振り返ることが多いように思って、そんなことが書きたかったんですけど、なんか横道にそれちゃったかな。
ま、人生折り返し地点に近づいてきて、先の知れた人生にあまり希望は持てないですからね。
落語のメンバーはシャレで会長の行く末が短いことをネタにしますが、こんなに昔を振り返るようじゃぁ私の方がヤバイかも?
秋とはいえ、ちょっと寂しい話題でしたね。
明日(もう今日です)は歌舞伎の地方公演を観にいってきます。
勘三郎さんからパワーをいっぱいいただくのだ!