今日友人の家に私の幼馴染が二人遊びに来ると言う。
「よかったら顔出さない?」と、友人は言う。
幼馴染とは、わかりきったことかもしれないけど、あえて言うならば、同じ町内に生まれて育った同じ歳の女の子たち。
彼女たちは二十代前半で結婚して、子供がいる。
結婚式に出席し、子供が生まれたときに顔を出して依頼、双方の付き合いはなんとなく疎遠になっていったのでした。
それぞれの環境の違いってヤツですね。
それぞれ実家は同じ町内にありながら、もう10年以上も顔を合わせていなかったんですよね。
その二人が、我々の共通の友人の家に来るというので、私はなんとなくなつかしくなって仕事を抜け出して顔を出しました。
「いやーーん、久しぶり~」と、軽めの挨拶で顔を合わせた私たち。
さほど変わりはなかったですねーーー。
そりゃ3人ともそれなりに年はとっているけど、【面影がない】ほど変化していなかったので安心しました。
それぞれの近況報告をしたり、子供の成長振りを聞いたり、ケイタイで大きくなった子供の顔を見せられたり・・・。
甘いものをパクつきながら方言丸出しで何の気取りもなくしゃべれるのは、やはり幼馴染ならではなのか・・・。
10年以上ぶりに会ってもそれぞれの上下関係が変わらないのがおかしい。
小さいときから姐御肌だったYちゃんは、今でも我々のお姉さんのような存在だった。
私は小さいころからボーーっとしていたので、やはり今もなおボーーーっとしてみんなの話しを聞いてるのが落ち着く。
そのうち孫の話でもするんじゃないかと想像したらおかしかった。
気持ちは小学生の時とほとんど変わっていないのだけど。